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デッサンは面白い!
アトリエミライでは絵を楽しむことを第一にしています。ですので上手い下手は気にせず、誰もが自分の絵を他人と比較することなく自分のあり方で絵を楽しむことをお勧めしていますし、私もそうでありたいと思うのであまり技術的なことは話さないでおこうと思ったのですが、
今日はちょっとデッサンのお話しをしたいと思います。
なぜなら、なんとなく絵を描きたいなあという方にもデッサンはお勧めできる取り組みだと思っているからです。
描きたいものがない人(時)にお勧めなのがデッサン
デッサンと聞くとみなさんどのようなイメージをもっていますか?
絵の練習?
画力を上達させるため?
絵の基本、基礎?
または
「なんだかデッサンって絵が上手い人や絵を勉強してる人がやる本格的なイメージ!」
なんて思っている人もいるかもしれません。
実際一般的なデッサンの意味としては以下のような堅苦しい表現が出てきます。
素描、描画、図画、製図、見取り図、模様、意匠、デザイン、落書き、構想、輪郭
通常、美術におけるデッサンは、何らかの造形作品を制作するための修練の方法で、絵画の一分野
ですが、デッサンはそのような本格的に取り組む堅苦しいイメージで取り組むだけでなく
純粋に対象を観察し、それを二次元に表すという楽しみがあります。
個性やテーマを重視しないので逆に気楽に取り組めるのがデッサン
絵やアートというと、独創性、個性が求められる風潮もありますが、絵を描くことは技術でもあります。
趣味であっても技術を磨くのも一つの楽しみにしていいと思います。
むしろ、絵を描きたいという人の中には技術を高めたい人がいっぱいいます。
何を目標にして絵を描くかは人それぞれなので、お好きな方でといった感じですが、
一般的に真面目な修練とされており「絵を上達させたい!」という思いで取り組まれがちなデッサンを、あえてそのような目的で取り組むのではなく、趣味の中で「形をとる楽しみ」「集中力を高める」「脳を活性化させるため」などといった理由で気楽に取り組むのも非常に面白いと思っています。
デッサンを火付け役にして絵を楽しもう!上達だけが目的ではない
その場合、上手な絵を描きたいと思ってデッサンをするわけではないので
面白みとしては、
対象を見て空間を把握したり
どうしたらそれっぽく見えるか工夫をこらしたり
あえてないものを足したり強調したり・・・
脳の活性化になりそうな要素がたくさんあります。
それに、
自分に個性や独創性が見出せないでいたり
オリジナリティに自信がなかったり
何を描きたいのか、何を描いたらいいのかわからないけど絵を描きたい・・・
という人にも、絵に取り組む題材が簡単に作れますし、個性やテーマが関係ないので、とりあえずそこにある対象を描こうかな、といった感じで気軽に絵に取り組める点も良さとしてあげられます。
あと、忘れてはいけないのは、鉛筆一本でできるということ。(ボールペン一つでもよい)
そんな風にして絵を描くことに慣れて行くうちにもっと絵にはまって行くと思います。
で、だんだん描けるようになってくると、今度はどんな絵が描きたいか、自分のタイプが見えてきたり、描きたい絵が描ける画力もついてきます。
なので、絵を描きたいけど、何書いたらいいか分かんないという方に、一案としてデッサンをお勧めします。
このように手を描くだけでもリフレッシュしますし、普段使わない神経が刺激され脳が活性化します。
デッサンをする多様な意義・プラス事項についてもう少し深掘りして、またお話していきたいと思います。
※もちろん、描きたい絵がない全ての人にデッサンを進めているわけではありません。
描きたい絵はわからないけど、デッサンって感じじゃないんだよね、何か表現したいんだよね・・・!色を塗りたいんだ、絵を描きたいんだよな・・という場合は、もしかしたら表現アート的に、概念にとらわれず子供のように自由に描くことが合っているかもしれません!そういった方にはミライラボでの表現アート個人セッションがお勧めです。
まとめ
描きたい絵がないけど絵を描きたい場合デッサンがお勧めな理由
- 身近なものをいつでも対象にできるので気軽に取り組める
- 個性や独創性を重視しないのである意味気負わず取り組める(個性や独創性、芸術性という魔力にとりつかれずに気軽に取り組める)
- 上手い下手ではなく脳や目の訓練(観察眼、全体像をつかむ力、バランス感覚など)目的で描くこともできる
- 自分なりの工夫のしがいもあるし、アドバイスをもらえば確実に上手くなる
- 取り組むうちに絵が必然的に上手くなる
アトリエミライ(山梨の絵画教室、女性限定アートスクール、大人の絵画教室、中学生〜)
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